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八草の滝《日本の滝百選》

八草の滝12

迫力 ★★★
癒し ★★★
アクセス ★★★★(滝下)

落差22m(?) 直瀑(?)
和歌山県西牟婁郡白浜町久木

12月の静岡~山梨遠征の記事をアップ中ですが、ちょっと割り込みで今週の和歌山の滝の記事を挟みます。

紀勢自動車道の日置川ICから県道37号線を北東へ約13km、道路脇に小さな遠望スポットがあり、そこから日置川の対岸に滝を観ることが出来ます。

八草の滝01

"残念な百選滝"との酷評が多く、晴れた日が続くと枯滝に近い状態になり、しかも遠望ならそう評されても仕方ないのかも知れません。
とは言え百選滝なので何か魅力があるはず!という事で滝直下へ向かってみました。

県道を少し戻った久木橋の西詰からルートがあるのですが、他の方のレポートにもあるように道路&トンネル工事をしていました。
調べたところ、県道213号線としてここから白浜方面まで繋がるそうです。

八草の滝02

八草の滝03

その工事現場をお邪魔してトンネル入口横の階段を降りると、滝への道に出るので、そこから日置川沿いを東に進みます。

八草の滝04

歩き出してすぐに大きく枝が広がった倒木が道を塞いでおり、そこは斜面伝いに上から越えられます。
ちなみに反対側は崖になっていて真下は青くて深い日置川です。
倒木をクリアして少し進むと今度は素掘りの隧道が現れました。

八草の滝05

実はこの道は車両は通行出来ないものの県道に指定されており、峠を越えて庄川地区へと続いています。
入口の工事はこの道に代わる新しい県道のようです。

話は戻って…この隧道は県道・国道にある物としては、日本一古くて日本一短いそうです。
既に少し崩れかけていますが、新しい県道が開通し誰も通らなくなった後、いつか崩れて消滅してしまうのかな?

八草の滝06

隧道を抜けるとすぐに道がなんとなく3方向に別れています。

八草の滝07

写真では解りにくいのですが、左上に見える看板の方が庄川への県道、右下が八草の滝への道、その間にも使われなくなった水路の残骸がある道があり、ここは右下の日置川沿いの方向に進むと、やがて1つめの支流の沢に出ます。
水量によっては渡渉が難しいかも知れませんが、数本の大きな倒木が非常にいい仕事をしてくれていました。

八草の滝08

写真ではスケール感が伝わりませんが、倒木の直径は40cmぐらいで、水面からの高さは2m近くあります。
落ちないように倒木の上を歩いてクリア、ちなみに少し上流側と下流側にも渡れそうなポイントがありました。
ここから先の道は更に荒れてきていますが、明確な道は残っており、右下に日置川を見ながら真っ直ぐ進んで行きます。
しばらくすると、崩落斜面+落石+倒木の試練が待ち構えていました!

八草の滝09

ミスると日置川にザッブーンか、命までは失わないとしても大怪我は必至でしょう。
しかし上から越えて行くような踏み跡があり、木の枝に少し手こずるものの安全にクリア可能です。
そこから少し進むと八草の滝がある2つめの沢に出ます。

八草の滝10

沢の右岸に沿って途中まで道が続いており、やがて伏流した沢を倒木を乗り越えながら進むと、少し先に八草の滝が見えてきました。
入口からここまで40分ぐらいです。

八草の滝11

やはり間近で見ると、かなりスケールの大きな滝です。
公称では“落差22mの直瀑”とされていますが…45mという説もあって、実際に裕に40m以上ありそうでした。
そして、直瀑と言い切ってしまうのはどうかなぁ?という形状をしています。

ちなみに、この滝があるのは品瀬川谷で、以前は品瀬川の滝と呼ばれていました。
そして1つ奥にある八草谷に別の八草の滝が存在しています。
誤ってなのか意図的なのか、この滝が“八草の滝”として浸透してしまったそうです。
なので落差と形状は、八草谷にある八草の滝のものなのかも知れません。

八草の滝12

滝を直下で眺めていると、そのスケールもさる事ながら、下段の少し斜めになった節理に目が行きます。
まるで古代遺跡や要塞のように思えてきました。
それにしても和歌山県の南部には、海岸も含め奇岩が多いです。

八草の滝14

板状でも柱状でも、階段状になった節理の上を、細かく分かれながら落ちる水の流れが私は大好きです♪

八草の滝13

さすがは百選!とまではいかなくても、充分に魅力のある素晴らしい滝でした。
「ごめん…八草ちゃん、君の事を誤解していたよ」(笑)

ところで…上段~中段辺り、崩れかけていませんか?

八草の滝15

来訪日 2020年1月



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熊久保朝日滝

朝日滝03

迫力 ★★★
癒し ★★★
アクセス ★★★★★

落差20m 分岐瀑
静岡県富士宮市半野

まだ時間も早いので、山梨へ向かう前にもう1箇所寄ってみます。

白糸の滝から一旦西へ向かい県道184号線を南下、案内に従ってスロープ状の坂を下ると小さな公園のような場所があり、その奥に滝が見えていました。

朝日滝01

「ついで」ぐらいの気持ちで寄りましたが、「ついで」と言うには申し訳ないほど、落差も水量もある見事な滝です。
初めは理由は分かりませんが、見た瞬間に直感で「いい♪」と感じます。

朝日滝04

よくよく見てみると、直瀑・分岐瀑・段瀑・渓流瀑の要素がミックスされている、有りそうでなかなか無いタイプの滝でした。
それらが上手く調和している、隠れた名瀑だと思います。

朝日滝03

白糸の滝から10分ほどなので、こちらにも是非立ち寄ってみてください。

来訪日 2019年12月



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白糸の滝・音止の滝《日本の滝百選》

白糸音止04

迫力 ★★★★
癒し ★★★
アクセス ★★★★★

白糸の滝・落差20m 潜流瀑
音止の滝・落差25m 直瀑
静岡県富士宮市上井出

国道139号線及び県道414号線で富士宮市上井出へ向かいます。
立派に観光地化された有名滝で案内も随所にあるので、迷いはしないと思います。
今の時代、ナビがあれば大抵の場所に行けますしね♪

周辺には公営や民営の駐車場があちこちに有り、値段は200~500円ぐらいです。
言ってしまえばどの駐車場でもいいのですが、滝に近くて安い所に越した事はないでしょう。
私は一番大きなメインらしき駐車場に停めたので、土産物屋の間を歩いて5分足らずで、まずは音止の滝の展望所に到着しました。
そこは滝を見下ろす感じの位置で、金属の柵と更にその1mぐらい手前にも柵があり二重になっているので、正直あまりよく見えません。

白糸音止01

滝自体は勢いのある直瀑で、周囲の岩壁も迫力があり、正面から見ればかなり見応えがあると思います。
ルートを逸れて滝前のベストポジションに行けなくもないようですが、よく分からないので展望所からの観瀑に留めました。

お隣りの白糸の滝へは歩いて数分で到着します。
周辺には綺麗な遊歩道が設置され、立派に観光地化されています。
そして肝心の滝のほうは…これまた素晴らしい!
はるばる大阪から来た甲斐がありました♪

白糸音止02

長い年月をかけ富士山麓を流れて来た伏流水が、異なる地層の合わせ目から湧き出しています。
潜流瀑自体はそれほど珍しいものでもありませんが、このスケールの大きさには驚きです。
雲の切れ間から日が差し込むと、大きな虹も姿を見せました。

白糸音止03

ここから遊歩道を少し登ると、白糸の滝全体を見下ろす事ができ、これもまた絶景♪
こうして見ると南の島の楽園のようです。

白糸音止04

新緑や紅葉の季節なら、更に素晴らしい景観でしょう。
晴れていればバックに富士山もくっきりと見る事ができます。

白糸音止05

来訪日 2019年12月



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陣馬の滝

陣馬の滝06

迫力 ★★
癒し ★★★★
アクセス ★★★★★

落差5m 潜流瀑
静岡県富士宮市猪之頭

奈良県十津川村で2019年の滝巡りは終了~!のはずでしたが…。
訳もなく突然富士山を見たくなり、勢いで静岡・山梨方面へ日帰り遠征してしまいました(笑)
初ルートとなる新名神~新東名はとても走り易く、同じくらいの距離の長野や広島に行くよりもかなり楽でした。
名神や中国道は設計が古い為か、微妙にアップダウンやカーブが多いので、じわじわと疲れが蓄積されます。
それに比べ新しい高速道路は快適で、何気ないところで道路建設技術の進歩を感じました。

前日の夜に大阪を出発して深夜2時半に富士宮市に到着、朝霧高原のパーキングで車中泊(仮眠レベル?)しました。
日の出の頃に自然と目が覚め、美しい早朝の富士山を眺める事ができました。

陣馬の滝00

国道139号線から県道414号線に入って猪之頭地区を走ると、滝の案内板があるので西へ曲がります。
民家の間を走るとすぐに駐車場と滝入り口に到着します。

陣馬の滝01

そこから歩いて1~2分で滝が見えてきました。
滝前を自在に移動するには長靴がベストで、夏場ならビーチサンダルやマリンシューズでも良さそうです。

陣馬の滝02

富士山周辺ならではの潜流瀑です。
溶岩で出来た地層の隙間からいくつもの湧水が流れ出しており、一番右の大きいものは芝川本流の滝です。

陣馬の滝03

こういったタイプの滝は新緑の頃が一番綺麗に見えますが、12月中旬ともなると寂しい冬の装いでした。
思い付きでこの季節に遠征してしまったので仕方ないなぁ(笑)

陣馬の滝04

陣馬の滝05

週末には多くの人で賑わうようですが、さすがに平日の早朝だと貸し切りでした。

陣馬の滝06

来訪日 2019年12月



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白倉谷不動滝

白倉不動滝01

迫力 ★★
癒し ★★
アクセス ★★★★★

落差30m 分岐瀑
奈良県吉野郡天川村北角

みたらい渓谷の入口から国道309号線を南へ100m進んだ分岐を、左の白倉谷林道に入ります。
そこから白倉川に沿って走り、2つめの小さな橋を渡ると左の対岸に滝が見えてきました。
この林道を通る車はほとんど無いので、やや広くなった路肩スペースに駐車して河原に降ります。

白倉不動滝01

水量が多い時なら、なかなかいい滝だと思います。
長靴を履いていれば渡渉できますが、今回は対岸からの撮影で…。

来訪日 2019年11月



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