オハイの滝

迫力　★★
癒し　★★★
アクセス　★★★★

落差20m 段瀑

三重県尾鷲市九鬼町大配
滝の地図はこちら→　Google Map

九鬼漁港から東の原生林を抜けた先にある大配(オハイ)海岸は、美しいオハイブルーの海が見られる場所として近年注目されています。
滝もあるようなのですが、ネット上にはオハイブルーや登山の情報ばかりで、滝に関する記載がほとんど見られません。
ならば実際に確かめよう♪という事で、最近は相方化しつつあるめぐちゃんとオハイを目指しました。

国道311号線から県道574号線に入って九鬼漁港に向かいます。
漁港手前の九鬼コミュニティーセンターの奥に廃校があり、その前の芝生部分に駐車して良いそうなので、そこから歩いてオハイに向かいます。



まずは海沿いの道を東に、九鬼漁港の奥へと歩きます。



やがて正面に消防団の建物が見え、その左手にオハイ入口の案内があるので左に曲がります。



その先に立っていた案内地図です。
原生林の中の遊歩道を東に進んでから海に下りていく感じですね。



この場所から先が分かり難く、集落内には細い道があちこちに延びています。
まずは少し小高い場所にある廃校を見つけて下さい。
この小学校跡の向かって左側から裏手に進むと遊歩道の入口です。



遊歩道に入ってしまえば、あとは案内板やテープに従ってひたすら歩くのみです。
途中のベンチがある広場は右奥にも道が続いていますが、真っすぐ猪垣を乗り越えて進みます。



道中には尾鷲灘を見下ろせる展望所もありました♪



途中にあった無名滝です。
日差しが強いので、背後の林の陰でストライプ状になってしまいました(笑)



遊歩道と言うよりは登山道ですが、しっかりと手入れされています。



そして入口から1時間20分でオハイへの分岐に到着しました。
ここからは沢沿いの道を海岸に向けて下って行きます。



やや開けて海が近いと感じた頃に滝らしきものが現れました♪



落差は目測で10m弱。
上流は原生林だけあって水がとても綺麗です♪



そのすぐ下も10m程度の滝になっていました。



ネットには滝の写真がほとんど無く詳細も不明なので、落差は数mの渓流瀑だろうと思っていましたが、想像よりも立派に滝の姿をしており嬉しい誤算でした♪
オハイの滝というのは正式名ではありませんが、一応ここまでを滝とみなして落差20mの段瀑としておきます。



しかしもちろんこの下流にも水の流れは存在し、海岸の岩の合間をいくつにも分岐して流れ落ちていました。



そしてその複数の流れはそのまま海へと流れ込んでいきます。



下流部はまとまりが無い自由奔放で緩やかな流れなので滝と呼べるかは微妙ですが、これも滝とするならば総落差50mの海岸瀑という事になります♪
オハイ海岸はある程度メジャーになりましたが、この滝の存在にほとんど触れられていないのが不思議なぐらいに感じました。





最後はお決まりのオハイブルーの写真です。



この水の美しさ♪
やっぱり滝よりもこっちが主役なのは仕方ないのかな？(笑)



来訪日 2022年1月