親ノ谷滝

迫力 ★★
癒し ★★★
アクセス ★★★★★
雄滝・落差15m 段瀑
雌滝・落差10m 直瀑
夫婦滝・落差10m 分岐瀑
奈良県吉野郡十津川村小井
滝の地図はこちら→ Google Map
国道168号線の小井トンネル南詰から旧道に入り十津川沿いを北上し、1.6km走った親之谷橋に駐車して滝を目指します。
思えば免許取り立て時の国道168号線は、今のように快適なトンネルや橋も無く、この滝への道のように十津川に沿うクネクネの細い道を酔いそうになりながら運転して、五條市から新宮市まで4~5時間かかったものです。
今まだ残された狭道区間も、あと20年もすればトンネルでショートカットされるんでしょうね♪

左岸の滝見道跡(?)に入ると、いきなり大きく崩壊していました。
ここを降りたとして滝まで上がれるの?

よく見ると岩にはハシゴや鎖が設置されていました♪
このような場所がこの先にも幾つかあります。

そして入口から10分で最初の夫婦滝に到着しました。
チョックストーンと言うか何と言うか…、複雑な流れの滝です。
深い緑色ですが水は綺麗でした。

夫婦滝の左岸から崩落地を10分ほど上がると、続いて雌滝が現れました。

落差10mの直瀑ですが、左岸の岩の裏にも水の流れが見えます。

雌滝からまた左岸を10分ほど上がると雄滝に到着です。
右手からのメインの流れの裏にも小さな流れがクロスしており、一度釜に落ちた水は小さな下段となって広い滝壺へと流れ落ちます。
なんとなく高知の雨竜の滝を思わせる美瀑です。

それぞれ小さいながらも個性的ないい滝達でした♪
復路は滝前は通過せず、高巻き気味に踏み跡を辿って入口まで戻れました。
来訪日 2022年1月




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