権現の滝(神谷)

迫力 ★★★
癒し ★★★
アクセス ★★★★
落差50m 段瀑
福井県三方上中郡若狭町神谷
滝の地図はこちら→ Google Map
福井県では龍双ヶ滝よりも訪問者が多いのでは?と思える瓜割の滝のすぐ隣にある滝で、落差1mの瓜割の滝に対して、こちらは下の滝も含めると50mになる大滝です。
国道27号線を瓜割の滝口交差点から750m西に走った分岐を南に入って寶鏡神社を目指します。
通常は水量が少ない滝で、この分岐手前の国道から滝がチラっと見えるので、水量を確認すると良いと思います。
終点の寶鏡神社付近の邪魔にならない場所に駐車して、神社の先の防獣ゲートから登山道に入ります。

歩き出すとすぐに小さな滝が見えており、この滝が権現の滝と思われている事が多いそうですが、これは無名滝です。
この日は水量が多くなく、倒木や瓦礫で荒れていたので写真を撮りませんでした。
間もなく新しそうな堰堤が現れるので、右岸の階段から越えていきます。

階段の横は触れると痛そうな岩肌でした(笑)

そこから登山道を15分ほど登ると滝の音が聴こえだし、登山道から逸れる薄い踏み跡が見えたので、その方向へと左手の小尾根に登ってみました。

少し先には滝がチラっと見え、そちらへと僅かな踏み跡が延びていました。
ここからは高さがあるそこそこの急斜面をトラバース気味に降りていきます。
薄い踏み跡は所々に見えますが、これと言った道は無いので、その時点で一番安全そうな場所を選択して進むと良いでしょう。
足がすくむ程ではありませんが、そこそこ危険な斜面です。
そして比較的のんびり歩いて、駐車場所から約40分で滝前に到着しました。
そこから見えているのは連瀑で落ちる下流の4段ほどで、ここまでを権現の滝とすれば落差50m、本滝だけなら落差は30mほどです。
ネットでも30mと50mの記載があるので、どこまでを滝とみなすかの違いだと思います。

では左岸の岩場をよじ登って上へ~♪
この写真の1番下の流れが瓦礫に埋もれていたので、20~30分かけて綺麗にお掃除しました(笑)

それほど標高が高くない山なので雪解け狙いには若干遅かったのですが、それでも満足できる水量の美しい大滝です。

少しうねる感じの流れがいい~♪

・片道1時間以内で、かと言ってお手軽過ぎず。
・特別な装備や技術は必要なし、でも少しドキドキワクワクを感じられるルート。
・あまり深山過ぎず、でも秘境感タップリ。
・できればヒルやクマに遭わない場所。
そういう滝見が一番好きです(笑)

来訪日 2022年3月




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